家族割・セット割の「家族」はどこまで? 各社の対象範囲

家族割・セット割の「家族」はどこまで? 各社の対象範囲と同一住所の考え方(2026年9月版)
ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイル
離れて暮らす家族も対象
auとUQ mobile
住所の異なる家族も申し込める2025年7月1日の改定
楽天モバイル
参加条件に住所も書類も挙げていません

家族割・セット割の「家族」の線引きは会社ごとに違い、同居が要るかどうかも分かれます。

ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルは離れて暮らす家族も対象と明記し、auとUQ mobileは2025年7月1日の改定で住所の異なる家族も申し込めるようになりました。

楽天モバイルは参加条件に住所も書類も挙げていません(2026年10月9日に各社公式で確認)。分かれ目は定義よりも、別住所のときに何を出すかです。

早見表:家族の定義と別住所のときの確認方法

会社・割引名公式が示す家族の定義同居が要るか別住所での確認方法上限回線数割引額(税込)
ドコモ「ファミリー割引」主回線から三親等以内の家族・親族(事実婚・同性パートナーを含む)同居・別居問わず組める主回線と異なる住所は、主回線・副回線からの同意書または電話による同意確認2〜20回線グループ内の国内通話が24時間無料
ドコモ「みんなドコモ割」同一「ファミリー割引」グループ内の音声回線数で判定(申し込み不要)ファミリー割引の定義に従うファミリー割引の手続きに含まれるファミリー割引のグループに準じるドコモ MAX・ポイ活 MAX・ポイ活 20は2回線550円、3回線以上1,210円(他の対象プランは550円と1,100円)
ahamoファミリー割引に加入でき、みんなドコモ割の回線数にもカウントされるファミリー割引の定義に従うファミリー割引の手続きに含まれるファミリー割引のグループに準じるahamo回線自体は家族内通話無料・ドコモ光セット割の対象外
au「家族割プラス」家族であること(2025年7月1日から住所の異なる家族も対象)同一住所は必須ではない別姓・別住所は店頭手続きと家族関係を証明する書類2〜10回線2人660円、3人以上1,210円(1人あたり)
au「auスマートバリュー」申込者本人またはその家族が対象の自宅ネットの契約者であること同一住所は必須ではないネット契約者と別姓・別住所は店頭手続きと家族関係を証明する書類ネット1契約につきau携帯10回線(ルーターは9回線)対象プランで最大1,100円
UQ mobile「自宅セット割」家族でも1人でも可。対象ネットまたはauでんきとセット同一住所は必須ではないネット・auでんき契約者と別姓・別住所は店頭手続きと証明書類対象サービス1契約につきUQ 10回線(ルーターは9回線、au回線と合算)トクトクプラン2は1,100円
UQ mobile「家族セット割」家族であることと、トクトクプラン2への加入同一住所は必須ではない別姓・別住所は店頭手続きと証明書類UQ 10回線(au回線と合算)550円
ソフトバンク「家族割引」家族(離れて暮らす家族も可)、または同住所(別姓も可)。親等数の制限なし同居は必須ではない同姓でも同住所でもない場合は、本人確認書類+資格確認書・戸籍謄本・同性パートナーシップの証明書類のいずれか最大10回線(代表回線を1回線指定)グループ内の国内通話・国内メールが24時間無料
ソフトバンク「新みんな家族割」同一「家族割引」グループで対象回線が2以上10以内(請求締日時点)家族割引の定義に従う家族割引の手続きに含まれる2〜10回線ペイトク2等は2回線660円、3回線以上1,210円(1回線あたり)
ワイモバイル「家族割引サービス」家族(血縁・婚姻)、もしくは同住所。親等の条件なし。1人で複数回線でも可同居は必須ではない家族確認書類(住民票記載事項証明書・戸籍謄(抄)本など発行3ヵ月以内、同性パートナーシップの証明書類)+主回線契約者の同意主回線1回線+副回線9回線副回線がシンプル3・シンプル2は1,100円、シンプルS/M/Lは1,188円
ワイモバイル「おうち割 光セット(A)」申込者本人またはその家族が対象固定通信サービスの契約者であること同居は必須ではない家族が申し込む場合は契約者の家族であることを証明できる確認書類(契約者本人以外の申し込みは同意書も)固定通信1回線につき携帯10回線シンプル2 M/Lは1,650円、シンプルS/M/Lは1,188円
LINEMO家族割引サービスの提供はない該当なし該当なし該当なしブランドを跨いだ家族割引の提供もない
楽天モバイル「最強家族割」親戚・事実婚・同性パートナーも対象(2024年4月10日以降)住所の条件は参加条件に挙がっていない書類提出は参加条件に挙がっていない。Rakuten Linkアプリの招待リンクで参加代表者を含めて最大20回線1人につき110円

ドコモとahamo:三親等以内なら別居でもよい

ドコモの「ファミリー割引」は、主回線から三親等以内の家族・親族なら同居・別居を問わず2〜20回線まで組めます。ドコモが定める三親等には、法律上の結婚だけでなく、互いに婚姻の意思を持って夫婦として共同生活を行っている場合(いわゆる事実婚や同性パートナー)が含まれ、適用範囲として定める三親等は法律上の三親等とは一部異なる、とも明記されています。

公式の表記は「主回線契約者との関係を確認します」で、主回線と異なる住所に住む場合は、主回線・副回線からの同意書か電話による同意確認が加わります。関係を示す書類を一律に挙げていない点が他社と違います。割引はお申込み当日の料金(翌月請求)からの適用です。

「みんなドコモ割」は申し込み不要で、グループ内の音声回線が2回線なら550円、3回線以上ならドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ドコモ ポイ活 20が1,210円、それ以外の割引対象プランは1,100円(税込)の割引です。ahamoの回線は回線数にカウントされますが、家族内の国内通話無料などの割引は適用されず、ドコモ光セット割の対象からも外れます。irumo(0.5GB)は回線数に数えません。

auとUQ mobile:2025年7月1日から別住所でも申し込める

au「家族割プラス」は2025年7月1日の改定で、住所の異なる家族も申し込めるようになりました。ただし別姓や別住所なら、店頭での手続きと家族関係を証明する書類が必要です(すでに家族割を組んでいる場合を除く)。My auで完結するのは同一姓・同一住所か、異姓・同一住所かつauスマートバリューに加入中の場合だけです。

書類は続柄と住まいで変わります。同一住所かつ同一姓なら不要、同一世帯で姓が異なるなら資格確認書か住民票(続柄記載・発行日より3カ月以内)、単身赴任などで同一住所の確認が取れないなら遠隔地用資格確認書、それ以外の親子(義理を含む)は戸籍謄本です。

auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割・家族セット割も、同じ改定と同じ書類基準です。自宅セット割は家族でも1人でも対象で、割引額は月末時点の料金プランで判定され、家族セット割とは重複せず自宅セット割が優先されます。

ソフトバンク・ワイモバイル:親等の制限がない代わりに書類で確認

ソフトバンクの「家族割引」が示す家族は、ご家族(離れて暮らすご家族も可)、または同住所(別姓も可)が確認できること。そのうえで「親族関係を示す等級(親等)数についての制限はありません」と明記されています。代表回線を1回線指定し、同一グループは最大10回線までです。

書類は住所で切り替わります。同住所ならそれぞれの本人確認書類で足り、同姓でも同住所でもない場合は、本人確認書類に加えて「資格確認書」「戸籍謄本(発行から3カ月以内)」「同性とのパートナーシップを証明する書類」のいずれかを持参し、両名の氏名が同一書類上にあることで家族と確認されます。

ワイモバイルの「家族割引サービス」の家族は「血縁・婚姻」または「同住所」で、親等の条件はありません。適用はお申し込み受付月の利用分からです。必要なのは家族確認書類と主回線契約者の同意で、住民票記載事項証明書や戸籍謄(抄)本など1枚で関係を証明できるもの(発行日から3ヵ月以内)、同性とのパートナーシップを証明する書類でも受け付けられます。

LINEMOは公式に、家族割引サービスの提供はなく、ブランドを跨いだ家族割引もないと回答しています。

楽天モバイル:確認はアプリのグループへの参加で進む

「最強家族割」は対象の家族全員が1人につき月額110円(税込)の割引です。代表者がRakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイルからグループを作成し、招待用リンクを共有して家族が参加します。

公式が挙げる参加条件は、対象プランを契約している、同じ電話番号で別のグループを作成・参加していない、参加回線が20回線に達していない、の4点で、住所や続柄の書類提出は挙がっていません。2024年4月10日以降は親戚や事実婚、同性パートナーとも利用できます。

住所も書類も条件に挙がっていない分、判断は契約プランに寄ります。申し込み前に確認しておく項目を見るで、対象プランと手続きの前提をあわせて確認できます。

家族4人で組んだときの月額の合計は、使う量の組み合わせで次のようになります(最強家族割の適用後、税込)。

4人の使い方1人あたりの月額4人の合計
4人とも3GBまで968円3,872円
2人が3GBまで、2人が20GBまで968円と2,068円6,072円
2人が3GBまで、2人が20GB超968円と3,168円8,272円
4人とも20GB超3,168円12,672円

割引は1人110円なので、4人で月440円です。出典:楽天モバイル公式「最強家族割」 https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/family/(確認日:2026年10月18日)。通話料・端末代は別です。

よくあるつまずき

家族の定義が近くても、確認の経路は3通りに分かれます。ドコモは同意の確認、au・UQ・ソフトバンク・ワイモバイルは関係を示す書類、楽天モバイルはアプリのグループです。別住所で組むなら、自分がどの経路かを先に見ておきましょう。

上限回線数の数え方にも癖があります。au「家族割プラス」は、同じ回線が「auスマートバリュー」やUQ mobileの「自宅セット割」のグループにも入っていると、それらのau/UQ携帯電話も10回線のカウントに含まれます。併用も同様で、ワイモバイルの家族割引サービスは「おうち割 光セット(A)」と重複適用されません。

よくある質問

Q. 別居している親を家族割に入れられますか。

A. ドコモは三親等以内なら同居・別居を問わず組めて、住所が異なる場合は同意書か電話による同意確認が必要です。au・UQ mobileは別住所でも申し込めますが、店頭での手続きと家族関係を証明する書類が要ります。ソフトバンクとワイモバイルは離れて暮らす家族も対象です。

Q. 事実婚や同性パートナーは対象になりますか。

A. ドコモは三親等の家族の定義に事実婚や同性パートナーを含むと明記しています。ソフトバンクとワイモバイルは「同性とのパートナーシップを証明する書類」で確認し、au・UQ mobileは地方自治体などが発行する公的証明書を求めています。楽天モバイルは2024年4月10日以降、事実婚や同性パートナーも対象です。

Q. 何回線までまとめられますか。

A. ドコモのファミリー割引は2〜20回線、楽天モバイルの最強家族割は代表者を含めて最大20回線です。au「家族割プラス」とソフトバンクの「家族割引」は最大10回線、ワイモバイルは主回線1回線に副回線9回線までです。

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出典・確認日

本記事は2026年10月9日時点の公式情報に基づいています。家族の定義・必要書類・割引額・上限回線数は変更される場合があるため、申し込み前に最新の公式ページであらためてご確認ください。

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