フレッツ光の1ギガ・10ギガ エリアとプロバイダの確認順

フレッツ光の1ギガ・10ギガ ― 提供エリア、対応プロバイダ、宅内機器の確認順(2026年9月版)
NTT東日本
6,050円10ギガの月額
NTT西日本
6,930円基本料金
速度表記
最大概ね10Gbps

フレッツ光の10ギガを検討するときは、提供エリア、建物、対応プロバイダ、宅内機器の順に確かめると整理しやすくなります。

1ギガとの違いと東西差を公式の記載だけで並べます。本記事はフレッツ 光ネクスト(1ギガ)とフレッツ 光クロス(10ギガ)の2品目のみを対象とし、これらより高速な上位品目は対象外です。

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早見表:1ギガ・10ギガ×NTT東日本・NTT西日本

フレッツ光は名前が同じでも、NTT東日本とNTT西日本で提供会社が別で、品目名も料金も割引も分かれます。戸建て向けの代表的な品目で、速度表記・月額・初期費用・確認先・機器を並べました。

確認する項目NTT東日本 1ギガNTT東日本 10ギガNTT西日本 1ギガNTT西日本 10ギガ
品目名と
速度の表記
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ。データ送受信は最大概ね1Gbps。NTT東日本は「最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。」と注記フレッツ 光クロス。上り下り(データ送受信)は最大概ね10Gbps。「通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。」と注記フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼。最大概ね1Gbps。NTT西日本は「技術規格上の最大値であり実効速度ではありません。」と注記フレッツ 光クロス。最大概ね10Gbps。「実効速度の最大値は技術規格上の最大値より十数%程度低下します。」と注記
月額利用料
(いずれも税込)
5,940円/月。別途プロバイダサービス月額利用料と初期費用が必要とNTT東日本が明記6,050円/月。プロバイダサービス月額利用料はプロバイダパックの場合1,100円〜。同じ料金表の注記に、新規申込みで「クロス月額割」(利用開始日から12ヵ月間、月額利用料から770円割引)を実施中とある5,940円/月+プロバイダー利用料金。適用できる割引例の「光はじめ割ネクスト」は2026年9月30日に新規申込受付を終了するとNTT西日本が告知各種割引サービスを適用しない基本料金が6,930円/月+プロバイダー利用料金。「光はじめ割クロス」(解約金あり)を適用すると1・2年目4,180円/月、3年目以降5,720円/月
初期費用
(いずれも税込)
契約料880円+初期工事費22,000円(標準的な工事、NTT東日本のホームページから申込みの場合)。ホームページ以外からの申込みは初期工事費23,100円1ギガと同じ表示額。契約料880円+初期工事費22,000円で、ホームページ以外からの申込みは23,100円初期費用(例)は新規申込みで22,880円。NTT西日本公式サイト以外からの申込みは23,980円同じく新規申込みで22,880円、公式サイト以外からの申込みは23,980円。フレッツ 光ネクスト利用中の人は移行工事費割引の適用で0円(対象は回線終端装置までの配線・設置工事のみ。ひかり電話など一部工事費は対象外)
提供エリアの
確認先
NTT東日本の「フレッツ光 提供エリアのご確認」で利用場所の都道府県を選ぶ。フレッツ 光クロスのページには郵便番号または住所から確認する入力欄があり、掲載中のエリア一覧は2026年3月2日現在。ただし「上記行政区内の一部エリアでの提供となります。」との注記付きフレッツ 光クロスとフレッツ 光ネクストで提供エリアのページが分かれ、住所から探す検索は別ページ。10ギガは府県名から確認する形式で、2026年9月28日に関西・東海・北陸・中国・四国・九州エリアの一部でエリアを拡大すると告知
対応プロバイダの
確認先
「フレッツ 光ネクスト 対応プロバイダ」で都道府県を選ぶ。東京エリア・戸建て向けの一覧のうち、ファミリー・ギガラインタイプの列で「○:対応中」だったのは147件(編集部集計)「フレッツ 光クロス」の一覧はIPv6 IPoE方式対応とIPv4/IPv6 PPPoE方式対応に分かれる。東京エリア・戸建て向けのIPv6 IPoE一覧で「○:対応中」だったのは37件(編集部集計)。プロバイダパックの注記では、クロスに対応するプロバイダとして8社が名指しされている(2026年9月時点)NTT西日本は「「withフレッツ」対応プロバイダーは西日本ほぼ全域で対応可能です。」と記載し、府県別に確認する導線を用意。withフレッツのページはフレッツ 光クロスとフレッツ 光ネクストで対応プロバイダーを別々に掲出。編集部が確認した4ページに社数の記載はない
宅内機器ユーザインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T。端末にEthernetインタフェース(LANカードなど)を用意する必要がある。最大100Mbpsを超える速度で使うには1Gbps対応のLANケーブルとパソコン端末が必要10Gbps対応の環境(対応LANケーブル、パソコンやルーターなどの端末機器)が必要。最大概ね10Gbpsで使うにはLANポートが10GBASE-TかつLANケーブルがカテゴリ6a以上。対応レンタルルーターは月額550円(税込)で、設置工事費1,650円・設定工事費1,100円(いずれも税込)は自分で設置・設定すれば発生しないパソコンなどを接続するLANケーブルやLANカード(NIC)は利用者が用意。ホームゲートウェイ(レンタル)は月額275円(税込、低価格プラン、2年以上の契約が条件、解約金あり)または495円(税込、標準プラン)10Gbpsを最大限生かすには端末機器やLANケーブルが10Gbps対応の技術規格である必要があると明記。ホームゲートウェイ(フレッツ 光クロス対応レンタルルータ)はひかり電話未契約で月額550円、ひかり電話契約かつ無線LAN利用で110円、無線LANが不要なら無料(いずれも税込)。10GBASE-T対応ポートはWAN側・LAN側に各1ポート

NTT東日本のフレッツ光のページには「表示価格は、特別な記載がない限りすべて税込です。」、NTT西日本にも「料金・解約金等は 特に記載のない限り税込です。」とあり、上表はすべて税込です。

両社とも1・10ギガの各ページで、月額に加えて1回線ごとのブロードバンドユニバーサルサービス料が要るとしています。回線とプロバイダを別に契約する仕組みはフレッツ光とドコモ光の違いで整理しています。

確認の順番はエリア→建物→プロバイダ→機器

最初は提供エリアです。NTT西日本は2026年9月28日にも関西・東海・北陸・中国・四国・九州エリアの一部で10ギガを拡大すると告知しています。

NTT東日本は設備の状況などで利用を待つ場合もあるとし、NTT西日本は「サービス提供エリアの全ての住所でのサービス提供を保証するものではございません。」としています。判定は各社のエリア検索で行います。

次が建物です。NTT東日本は10ギガについて、工事前の設備状況調査の結果で提供できない場合があるとし、配管設備の構築が要るときは集合住宅やテナントビルでオーナー・管理組合の承諾が必要としています。

建物ごとの判定はマンションタイプとホームタイプの違いにまとめています。

三番目がプロバイダです。NTT東日本は「フレッツ 光クロスご利用にあたり、対応プロバイダへのご契約が必要となります。」としています。

NTT西日本は「プロバイダー契約がなければインターネットは利用できません。」としています。ここで品目差が出ます。

東京エリア・戸建て向けの一覧では、1ギガのファミリー・ギガラインタイプが147件、10ギガのIPv6 IPoE対応一覧が37件「○:対応中」でした(編集部集計)。

宅内機器で確認すること

最後が機器です。NTT東日本は10ギガの宅内側にも条件を置き、「最大概ね10Gbpsの通信速度でご利用いただくためには、LANポートが10GBASE-TかつLANケーブルがカテゴリ6a以上のLAN環境が必要となります。」と書いています。

NTT西日本が示すLANケーブル・規格1Gbps以下のサービス1Gbps超えのサービス
カテゴリー5△△
カテゴリー5e○△
カテゴリー6○△
カテゴリー6a○○
カテゴリー7○○
100BASE-TX(端末側の規格)△△
1000BASE-T(端末側の規格)○△
10GBASE-T(端末側の規格)×○

ルーターも対象です。NTT東日本の対応レンタルルーターで10GBASE-Tに対応するのはLAN4ポートの1ポートだけで、LAN1〜3ポートは1000BASE-T/100BASE-TXです。

IPv6 IPoE方式で使う市販のルーターは、IPv6 IPoE対応かつIPv6アドレスの設定方式がDHCPv6 PD方式に対応している必要があるとNTT東日本は書いています。

NTT東日本は「フレッツ 光クロス」について、回線終端装置の設置場所を屋内に限り、電源(AC100V)も必要と書いています。

10ギガで注意すること

公式の注意書きでは、10ギガは1ギガと同じオプションを使えるとは限りません。NTT東日本はフレッツ 光クロスで「フレッツ・VPNワイド」「ひかりクラウドPBX」等を利用できないとし、契約可能なオプションサービスをサービス名の一覧で示しています。

NTT西日本は、フレッツ 光ネクストに標準装備の「セキュリティ対策ツール」がフレッツ 光クロスには含まれないとしています。今のオプションが残るかは品目単位で確認してください。

接続方式にも条件が付きます。NTT東日本は、IPv4/IPv6 PPPoEを使うならPPPoE接続が可能な10Gbps対応機器を自分で用意する必要があるとし、IPv4 over IPv6の方式はプロバイダごとに異なるためプロバイダと機器メーカの双方に確認するよう求めています。

工事後もプロバイダ側の準備状況で利用開始が遅れる場合があります。NTT西日本の「光はじめ割クロス」は、割引期間の満了月と翌月・翌々月以外の解約で解約金4,180円(税込)がかかります。

申し込む前に確認すること

申込前に確定させたいのは、次の点です。

  • 住所がエリア内か
  • 建物側の工事と承諾の見込みが立つか
  • 使いたいプロバイダが該当品目に対応しているか
  • 宅内のLANケーブルと端末のポートが規格を満たすか
  • 今のオプションが移行後も契約できるか

NTT東日本は、対応プロバイダとの契約やLANカード等機器類の購入が必要になる場合があり、その費用は利用者負担としています。当サイトの光回線の比較表もあわせてご確認ください。

よくある質問

Q. 10ギガにすると通信速度は何倍になりますか。

A. 技術規格上の最大値だけなら「最大概ね10Gbps」は「最大概ね1Gbps」の10倍です(編集部試算)。

ただし10ギガは実際の通信速度の最大値が技術規格上の最大値より十数%程度低下すると両社が注記し、「実測」の語も該当ページにありません。実効速度が何倍になるかは公式の表記から判断できません。

Q. 1ギガと10ギガで月額はどれくらい違いますか。

A. 表示額どうしで比べると、NTT東日本は1ギガ5,940円と10ギガ6,050円で差が110円、NTT西日本は1ギガ5,940円と10ギガの基本料金6,930円で差が990円です(税込、編集部試算)。

NTT東日本には新規申込みで月額利用料6,050円から12ヵ月間770円を割り引く「クロス月額割」、NTT西日本には1・2年目4,180円/月になる「光はじめ割クロス」があり、上記の110円差・990円差にはこれらの割引を反映していません。

Q. 工事費は10ギガのほうが高いですか。

A. 確認した範囲では、東西とも1ギガと10ギガで初期費用の表示額は同じでした。NTT東日本は契約料880円と初期工事費22,000円(ホームページ以外23,100円)、NTT西日本は22,880円(公式サイト以外23,980円)です(税込)。

NTT西日本は光ネクストからの移行で「移行工事費割引」が適用される場合は0円ですが、対象は回線終端装置までの配線・設置工事のみです。

Q. 今のプロバイダのまま10ギガにできますか。

A. 品目ごとの対応一覧で確認が必要です。NTT東日本は、一覧は各プロバイダからの申告に基づく掲載であり、最新の対応状況は各プロバイダに確認するよう求めています。

関連ガイド

出典・確認日

本記事は2026年9月8日時点の公式情報に基づいています。月額利用料・工事費・割引の条件・提供エリア・対応プロバイダ・宅内機器の仕様は変更される場合があるため、申し込み前に最新の公式ページであらためてご確認ください。

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